不動産売却仲介のメリット・デメリット

机の上にある果物と観葉植物

不動産屋選びは慎重に!

不動産仲介でポイントとなるのは不動産屋とどう付き合うのかということになります。
不動産屋の選び方を間違えてしまいますと満足度が下がるような
結果になってしまうということになるでしょう。
それほど不動産屋選びには慎重になる必要があります。
それでは不動産売却を行うに当たり仲介におけるメリットとデメリットについて紹介します。

メリット

メリットの一つ目としては自分で納得した価格で売却することができるということがあります。
売主としては1円でも高く売りたいとか、あまり変な人に売りたくないとか、
信頼できる不動産屋とお付き合いしたいなどいろいろと希望を持っていますが、
まずは不動産屋にどういう希望を持っているのかということをしっかり伝えることが大切です。
この段階で売主と不動産屋でどういう意識を持っているのかということについて
しっかりと意識合わせを行います。

不動産屋としては売主の要望がはっきりしていると
いろいろと仲介業務が行いやすいということがあるのです。
売却価格の設定というのも売主が責任を持って決めることになります。
自分でなかなか決めることは難しいでしょうから不動産屋からの査定であったり
アドバイスは当然行われるでしょう。そういうものを参考にしながら売却価格を設定してきます。

売主としては売却価格はより高く持っていきたいのに対して、
買主としては売却価格(購入価格)は低く持っていきたいということになります。
あまり相場を踏まえていないような売却価格は買主としては敬遠されることになりますので、
相場を踏まえた価格付けを行うことが大切になってくるということです。

デメリット

デメリットの一つ目はどうしても人気物件でなかったり、瑕疵があるというような物件であったり、
相場から相当かけ離れた価格の物件であったりするとやはり売買契約が決まるまでに
時間がかかってくるということがあります。
当然ながら売主にも希望があるでしょうし、買主にも希望というものがあるので
互いのニーズを満たす物件はなかなか見つからないという事情はあるでしょう。

もし買主が全然現れないということになりますと、
販売計画の見直しというのを検討しないといつまでたっても買主が現れないという結果になります。
この時には売主はだんだん自分の中で妥協できるところから妥協していくということになります。
特に売却価格を下げていくことが必要です。
デメリットの二つ目は買主が売主の部屋に内覧に行くことがあるとは思いますが、
自分の部屋を見られるのに抵抗を感じることがあるのではないでしょうか。

生活している姿が見られるのが恥ずかしいという風に思うのは当たり前なのでしょうけど、
買主にとっては買おうとしている物件を見ずに購入するのは抵抗あるということが言えます。
買主としてはできれば購入する前に物件を見て行こうと思うのは当然のことですので、
売主としては自分の部屋をきれいに見せる努力をするなどして、
売却する不動産の価値を少しでも高めるようにしてほしいですね。