売る理由を伝えるチェックポイント

家を売る時、出来る限り相手にいい印象をもって買ってもらう方がいい

家を売りたいという時、出来る限り相手の方にいい印象を持ってもらうことで、予定売却額に近い、また満額での交渉が可能となります。
では実際に家を売却したことがある人は、どのような理由で買主の方によい印象を与え、有効な契約を締結したのでしょうか。

現在、10軒に1軒は空き家という状態でこれは社会問題化されています。
総住宅数は6060万戸ほどあり、そのうちの実に820万戸が空き家という実態が明らかになっています。

最近はこの問題解決のために中古住宅の流通を促している状態です。
その中で、中古住宅を購入、リフォームやリノベーションを行い買うという選択肢が多くなっていますが、逆に売る側としてはどのような状態にあるのか、これをよく理解することで有効な契約ができるようになります。

どうして住まいを売却しようと思ったのか

住まいを売却しようと思った方はなぜ、売却を考えたのでしょうか。
あるアンケートをみてみると、今の生活、家族の状況にあったよりよい住まいに住み替える、資金が必要となったから、売り時は今と思ったから、さらに転勤などの理由が挙げられています。

離婚によって・・・という理由もありますし、家を売却するということへの理由は様々です。
この場合、早く売りたいということを前提に条件等を譲歩して、いち早く売るという選択をされている方が多かったようです。

実際に売れたことと理由の関係性とは

実際に不動産を売りにだし、結果、売れたという方にその理由をうかがってみると、住まいを相続した、離婚をした、今が売り時と感じたという理由です。
こうした事情を持っている多くの方は、少々安くなっても早く手放したいという理由を持っていて、3ヵ月未満に売れた人を見ると、この理由が7割近くを占めるといいます。

保有する物件の買主が偶然早く見つかったということではなく、理由があり、その理由、問題を解決するためにいち早く売る努力、譲歩を行ったということでしょう。

中でも多かった離婚を理由にあげている方については、不動産の売却をいち早く済ませないといつまでも離婚を引きずり次の生活に行けないといういこともありますし、次の生活をするための拠点について費用を捻出できないからという理由があると思います。

今まで一緒にいた配偶者との思い出が詰まった家を一刻も早く売却し、次の生活に移行したいということが優先事項となっているため、値段が少々下がっても早くれることを選んだということがいえます。

いち早く売却するということを考えるとやはり、潔く譲歩できる部分は譲歩して、何が優先事項となるのかをよく考えることが大切だと、この結果をみてもよくわかります。

買主に売る理由をしっかり伝えて魅力ある物件だということを知らせる

離婚にしても相続にしても、買主にとっては関係のない事ですが、離婚や相続という問題があり、本来魅力ある物件だけれど手放すのだということを買主の方にしっかり伝えることがポイントです。

家が古くなったからとか、使い勝手がよくないという理由はマイナスになりますが、こうした理由があって、いい住宅、環境があるけれど手放すことを決意したのだということをしっかり相手の方に伝えることが重要でしょう。